Yucca(ユッカ)です。
コンテンツビジネスというのは情報商材ビジネスのことです。
過去には、PDFだけで数万円などで売れた時代がありました。
今は、中身が伴っていないとビジネスが成り立たないため(まっとうになってきたと言える)、チャットワークでの質問ができたり、1on 1のコンサルを受けたれたりする「オンラインの力を使った塾のようなもの」という捉え方になっています。
コンテンツビジネスには、他人の商品を売る【情報商材アフィリエイト】と、自分の商品を売る【コンテンツ販売(情報販売)】があります。
今回は、自分の商品をどのように作って販売していくかについて、インフォトップでの事例をご紹介します。
1.販売前に必要なこと
インフォトップは情報商材に特化したASP(アフィリエイト・サービス・ プロバイダ)です。
ここで商品を販売するためにはまず、インフォトップで「販売者」としての登録が必要です。
(ちょっと面倒なのですが、インフォトップを使用するときは、購入者、アフィリエイター、販売者ごとに登録しないといけません。)
準備
1.覚え書きと必要書類の提出
2.コンテンツの作成
3.販売ページの作成
4.特定商取引法の記載(インフォトップでテンプレート用意)
5.商品登録
6.審査〜修正
2.求められるコンテンツ商品
商売とは、お客様の現状と、理想のGAPを埋めることです。
コンテンツの方向性として、2パターンがあります。
・こうなりたくない、悩みの解決
・こうなりたいという欲求の充足
例えば復縁については、悩みが深いので、ただ恋愛したいというだけよりも高額商品が購入されやすいです。
ある目的に対して強い欲求が働くと、それを満たすための一貫性が働きます。
3.コンテンツ商品を作る3つの方法
商品を作る方法には3つあります。
もし販売できるコンテンツをまだ持っていない人は、まずは1番で考えます。
すでに商品がある人は、2か3番を使えないかを考えます。
①需要と供給型
【人ありきで作る方法】
例えば、友人や同僚との会話で得られたアイデア。
「ああいうのがあったらいいな」
「今あるこれ不便だな」というもの。
人の、不安・不満・不便・不十分・不明・不快などなどを探します。
ただし、こういった需要は、しっかりリサーチする必要があります。
手っ取り早く調べる方法は以下の4つ。
・GoogleやYahooで、テーマで検索、競合の商材名、知恵袋などで検索。
・インフォトップのジャンル検索、ランキング検索。
・You tubeでテーマ、ランキング検索。
・TwitterやInstagram、TikTokでトレンドをリサーチ。いま人が何に興味を持つのかがわかる。
【モノありきで作る方法】
過去の経験は商品として作りやすいです。
・なにかいやだったもの
・止められても夢中になっていたこと
自分のコンプレックスを解消したり、時間やお金を使ってきたことなど、過去の自分をターゲットにすると、他の人の役に立つことがあります。
②ずらし戦略型
1.お客さんずらし
例えば、女性メインの商品を男性をターゲットにしてみたり、都会から地方にエリアを変えたり、法人から個人に変えたりすると売上が伸びる場合があります。
2.商品の押しポイントずらし
メインコンテンツ+特典で販売していたモノを、特典をメインコンテンツにしてこれまでのメインを特典にしてみると新鮮に映ることがあります。
例)特典をSkypeサポートにしていた場合→サポートをメインにしてみる。
③まとまり戦略型
1.集約化する方法
福袋みたいに例えば、商品A、B、C、Dを1つにまとめると、お得感がでます。
2.特化する方法
たとえば、一つの商品(ABCD)としてまとまっていたもののうち、Cだけ、特化して特典としてつけてみると、また違った印象になります。
4.自分について振り返る
商品のアイデアを得る方法として、以下のようなワークが役に立ちます。
自分がこれまでに感じたこと、今思っていることを、実際に書き出してみるといいです。
・コンプレックスの克服経験
・嬉しかった経験
・自分が持っている使命感
・お金や時間を割いてきた事柄
・これから習得したい知識、スキル
5.コンテンツ販売形式は競合で選ぶ
コンテンツの形式は、ニーズによって使い分けます。
昔はPDFのみ、という形式が多かったのですが、これは買い切りのみで継続的なサポートがいらない分、高額帯にするのが難しかったりします。
それよりは動画がわかりやすく、通勤時でも見られて時間の節約になるのですが、制作難易度がPDFより高くなります。
また、購入者からサポートを求められたりすれば、コンサルティングサービスにするのが適切ということもあります。
そしてここ数年流行っているのが、月額の会員サイトやオンラインサロンです。
この場合は、継続的な課金が見込める分、まずはブランド力が必要なのと、内容やシステムのケアに労力がかかるというデメリットもあるので、初心者には参入が難しいです。
形式 | 特徴・メリット | デメリット |
最もスタンダードな形。継続サポート不要。 | 高額な価格設定が難しい。 まねされやすい。ライティング力必要。 |
|
動画 | 通勤などの移動時間での学習ができる。文字で説明しづらいときにも有効。 | 制作難易度がPDFより高い。 言葉でわかりやすく伝えるスキル必要。 |
ツール | 高値で設定しやすい。売り切りで完結できる。 | 制作コストが掛かる場合がある。 不具合のサポートは必要。 |
メール | 読者を増加しながらメルマガの価値をUp。アフィリなど応用的に活用が可能。 | 高額帯にできない。メルマガの知識とライティング力。 |
ツール (月額課金) |
継続的な利用を生み出しやすい。 無料期間の設定ができる。 |
継続的に利用可能なサービス内容である必要。バージョンアップ、最新情報。課金された一月目が肝心。 |
オンラインサロン (月額課金) |
どの形式を使うか、どれとどれを組み合わせるかは、競合を見極めて判断します。
たとえば、カラオケで100点取る方法をPDFで2万円で売ろうと思っても、まずは競合の調査をする必要があります。
競合には、同じ情報商材で安価で売られているものがあったり、リアルなレッスンがあったり、Web上で無料で見られるブログがあったりします。
そうするとPDFだけでは価値を感じてもらえないので、テキストPDFと動画レッスンをメインにして、特典をつけてみる、などの工夫が必要です。
6.顧客の満足度をアップさせる方法
購入してもらったあとに、クレームや返金につながらないようにするためには、顧客満足度を上げる必要があります。
①スキルを活かせる幅が広い
たとえば、復縁する方法という情報商材を販売したときに、実際に復縁できなかったらクレームが来る可能性があります。
この場合、訴求ポイントが【復縁】という1つなのが問題です。
これを「こんな場面でも活かせるよ〜」という風に、スキルを活かせる場面を広げておくのです。
「彼女との復縁方法教えます。さらにこの方法は会社仲間や友人との人間関係が円滑になる方法でもあるんです」
そうすれば、たとえ復縁できなかったとしても、まあ、友人との良好な関係に役立ったからいいか、と顧客が不満を持たなくなります。
②成功方法を選べる
「稼ぐためにはこれ!」と1つの方法のみを押しつけてしまうと、自分にはあわないな、と購入を止めてしまう人もいます。
それを、「こういうあなたにはAパターン、こういうあなたにはBパターン」というように、選択肢を与えてあげるのです。
顧客側に、選ぶというワクワク感やいろんな状況を想定してくれているという感謝が生まれます。
③新しい価値観に無理なく共感できる
人の常識・習慣を変えるというのは、とても大変なことです。
新しい価値観を提供する場合は、結論から入って、理由を3つ述べ、さらに具体例を提示してから結論を言う。という3段論法が有効です。
たとえば、睡眠は3時間がいい、なぜなら、質が高ければ8時間寝たのと同じ効果が得られるから。そこに研究データや、すでに実践している人、社会的な傾向を提示していきます。
7.コンテンツの商品名は、重要
商品名は、購入者の注意を引く上でも、アフィリエイターに販売してもらう上でも重要です。
①記憶に残りやすい名前をつける
1.パズル性+テーマ
○美母趾ラボ:酒井式外反母趾改善教材
こうすると、美母趾の時点で、「外反母趾かな?」と連想します。
そして最後まで見たときに、答えを見て「合っていた!」という気分になり、記憶に残ります。
もしこれが、「外反母趾改善マニュアル」だと、具体的過ぎて個性がなさ過ぎるので、商品名として良いとは言えません。
2.あいまい性+テーマ
例えば、有名なトレンドアフィリエイト「下克上」。
下が上に打ち克つ?と連想できます。
あいまいにしておくことで連想に繋がって一瞬だけ考えることになるので、記憶に残ります。
②アフィリエイターがSEO対策しやすい名前をつける
○「ゲイスキャFX」と聞けば、ゲイがやってるFXだとわかる上、他にない言葉のため、商品名として紛らわしくありません。
そのため、アフィリエイターが扱いやすくなります。
例えば「ゲイFXで800万稼いだ方法」となると、どれが商品名かわからず、上位表示するのが難しくなります。
また、「一石二鳥せどり術」などの名前にしてしまうと、ことわざの意味検索の方が圧倒的に上位に来てしまうため、商品名として検索出来なくなってしまいます。
ただし、「下克上」については本来の下剋上と漢字が異なるので、SEO対策も成立しています。
このように、アフィリエイターが自分のブログで紹介するときに、SEO対策しやすい名前にすることが大切です。
8.まとめ
このように、商品を作る際は、売れるテーマの中から選び、競合を調査しながら販売形式を決めていきます。
そして、商品名もとても大切。
コメントを残す